いつかはマスタング
永遠の憧れ、フォード マスタング
子供の頃から、アメリカの俳優スティーブ・マックィーンが大好きでした。
中でも、彼が主演した映画『ブリット』は特別な一本です。
マックィーンは劇中で時代遅れな刑事を演じ、犯人を追い詰めていくストーリー。
特に印象深いのは、サンフランシスコの街中を、主人公が運転する
深緑色のフォード マスタングが轟音を響かせながら犯人の車と繰り広げるカーチェイスのシーン。
何度観ても鳥肌が立ち、速度を落とさずカーブを曲がるシーンでは映像と一緒になって遠心力に耐えてしまう。
今でもたまにDVDを引っ張り出して見入っては、毎回同じことをしてしまいます。
けっこう色々な映画にマスタングは使われていまして
フランス映画の『男と女』にも赤いオープンカーのマスタングが登場します。
しかし、私が憧れるのは、あの洒落た赤のマスタングではありません
私が40年以上魅了されるのは、車名の由来の通り「野生馬」のような無骨で野性的なマスタング。
時代はEVやハイブリッドへと移り変わっていますが
それでも私はV8エンジンを搭載したマスタングに乗りたいと願っています。
我が家では、子供たちが大学を卒業する3年後以降に
マスタングを迎え入れる計画を立案中。
かつて日本に「いつかはクラウン」という言葉があったように
私にとってはまさに「いつかはマスタング」。
夢の実現に向けて、いつもワクワクしています。