マルハラスメント
最近なにかにつけて、「ハラスメント」と付け加えられていることを目にする。
ハラスメントってどれぐらいの種類があるのかと思ってネットで調べてみたところ
「なんだそれ」と思うような内容も含め、とあるサイトでは50種類と出ていました。
でもしかし、50種類のハラスメントの種類に載っていない、最新のハラスメントがあるらしい。
なんでも「マルハラ」というらしく、マルハラ?なにそれ?と正直思いました。
マルハラとは、文章の最後に句点で「。」がついているハラスメント。
「承知しました。」という一見、何の変哲もない文字表現が
受け取り側、特に若い人たちにとって淡々としすぎていて怒っているように感じられるという。
これが「マルハラ」と呼ばれるそう。
「連絡ください。」など、最後に「。」がついた文面も怖い印象になるよう。
コミュニケーションアプリでの文字による会話に慣れていると
句点が入ることによって会話の流れの連続性みたいなものが分断され
関係が切られたような感じがするらしい。
何か厳しいことを言われているみたいな、感覚にとらわれるんだそう。
しかも、いわゆるX世代は「文章を打たない」らしく、用があればすぐに電話。
話したいことがあったら、みんな電話をかけるそう。
特に通話料金がかからないLINE電話が若者のコミュニケーション手段だそう。
そうじゃない人もいると思うので、あくまで一部の人での現象だと思うのだが
会話で用事が済むのであれば、文字によるコミュニケーションは確かに不必要になるかと思う。
しかし、過去からあったハラスメント以外、最近新しく増えているハラスメントにまで
気を遣うのは難しい。
自分の普段の言動がハラスメントで満載であるなら、関わる人に不快感を与えないように
慎重にならないといけないと思うが、そこまで深く考え配慮しながら人と関わることになると
面倒くささが勝って病んでしまいそう。